2015年3月12日 06.タバコ 新聞掲載記事
前号までの「因果はめぐる」の中で、活性酸素は、普通の生活をしているだけで(生きているだけで)、体の中に自然に発生していることを説明致しました。この自然発生の活性酸素は、我々が生きている限り甘受しなければならない仕方のな …
タバコの煙の中には、有名な発がん物質ベンツピレンをはじめとして、数多くの発がん物質が含まれていることは何十年も前から分かっており、このことはタバコ発がん説の有力な論拠となり反対派を土俵際まで追い詰めたのですが、反対派を …
第一次世界大戦中(~1919)に、タバコ世界に革命が起こりました。それまで、タバコと言えば葉巻やパイプや煙管だったのですが、欧州戦線を中心に紙巻タバコが爆発的に普及し出したのです。それにつれて、各国の紙巻タバコの生産量 …
タバコとがんの関係をもう少し続けます。多くの人はタバコががんの原因になるのはタバコの煙に含まれるタール成分によるものと考えておられることでしょう。それはそれで間違いないのですが、それだけでは十分ではありません。100点 …
前回は、病気としてのがん(臨床的ながん)が完成するまでに3段階あり、その全ての段階でタバコの煙の中に含まれる活性酸素(過酸化水素)が大きな働きをするとお話しましたが、これは何もタバコと肺がんとの関係に限った話ではありま …
活性酸素の最大の発生原因は、酸素消費をすること(つまり生きていること)であると、繰り返し申し上げてきましたが、これは我々動物の宿命のようなもので、今のところどうしようもありませんが、この他に余分に発生する活性酸素に関し …
リハビリ、物理療法のみの場合でも、ご来院いただけます。