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	<title>上京区 仁和寺のペインクリニック、内科、整形外科、皮膚科の「かどのクリニック」 &#187; 15.アンチオキシダント | 上京区 仁和寺のペインクリニック、内科、整形外科、皮膚科の「かどのクリニック」</title>
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	<description>京都市上京区 仁和寺のペインクリニック、内科、整形外科、皮膚科の「かどのクリニック」です。さまざまな痛みの治療・神経ブロック・在宅ホスピス・禁煙治療などもお気軽にご相談下さい。</description>
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		<title>アンチオキシダント</title>
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		<pubDate>Thu, 12 Mar 2015 08:59:13 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[　前回は、ガンの成り立ちと活性酸素の深い関わりをお話しました。活性酸素はガンだけでなく、他のほとんどの病気の発症に関係していることは、折に触れお話して参りました。どの病気にどんな風に関わっているかは、これからボチボチお話 ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>　前回は、ガンの成り立ちと活性酸素の深い関わりをお話しました。活性酸素はガンだけでなく、他のほとんどの病気の発症に関係していることは、折に触れお話して参りました。どの病気にどんな風に関わっているかは、これからボチボチお話してゆきたいと思っていますが、今回は、この活性酸素の害を防ぐには、我々は、どのように対応していったらよいのか、を中心にお話を進めたいと思います。<br />
　その前に、今までお話したことをまとめておきましょう。<br />
①活性酸素は、老化や病気の根源的な原因である。<br />
②生きているだけで活性酸素は必ず発生する。<br />
③身体に悪いと言われているもののほとんど全て（放射線、紫外線、農薬、タバコ、排気ガス、寝不足、過労、ストレス等）は、余分な活性酸素の発生原因となる。<br />
④活性酸素の害を防ぐために、身体には防衛能力が備わっている。<br />
　以上のことでも分かりますが、活性酸素の害を防ぐには、当たり前の話ですが、まず、活性酸素の発生を出来るだけ少なくすることが大切です。それと同時に、出来てしまった活性酸素を無毒化する身体の防衛能力をアップすることも忘れてはなりません。<br />
　発生した活性酸素を無毒化する物質をアンチオキシダント（抗酸化物質）と言います。女性ホルモンは重要なアンチオキシダントであり、この量の違いによって女性が男性に比べて老化が遅く、したがって長生きであることは、このシリーズの最初の頃に申し上げたとおりです。<br />
　ＳＯＤの話も以前申し上げました。覚えて頂いているでしょうか。ＳＯＤは、スーパーオキシドラジカルという活性酸素を無毒化する酵素で、生物が活性酸素に対抗するために進化の途上で獲得してきたものです。１９８０年にカトラーが発表した寿命とＳＯＤの関係のグラフを今一度眺めてみましょう。ＳＯＤ活性の高い（量の多い）動物ほど長命であることがよく分かりますね。酵素の中ではＳＯＤが最も有名ですが、この他にもカタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼなどが知られており、活性酸素から身体を守っているのです。しかし、残念なことには、これらの酵素群は大体 40 歳くらいを境として減少してゆきます。その結果、身体は活性酸素の影響をまともに受け始め、この頃から老化が急速に目立つようになり、あらゆる病気の罹患率も、この年齢以降は倍倍ゲームで増えてゆくようになるのです。<br />
　身体の中には性ホルモンや酵素の他にも、尿酸や補酵素のコエンザイムＱ 10 と呼ばれるアンチオキシダントが存在しますが、いずれにせよ歳をとればとるほど、活性酸素の酸化力とそれに対抗するアンチオキシダントとのバランスが、一方的に攻撃（酸化）優位の状態になってゆくのです。「殺生やんか。何とかならへんのか」の声には、次回お答えします。<br />
《参考文献》<br />
『不老革命』吉川敏一著／朝日新聞社<br />
『活性酸素の話』永田親義著／講談社<br />
（2006年11月1日掲載記事）</p>
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		<title>アンチオキシダント②</title>
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		<pubDate>Thu, 12 Mar 2015 08:59:34 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[　歳をとるに従って、活性酸素に対する抵抗力が段々弱まってきます。主に活性酸素除去酵素（ＳＯＤ等）や性ホルモンの分泌が少なくなってくるためです。活性酸素はあらゆる慢性病の原因ですから、年とともに病気に罹りやすくなり、有病率 ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>　歳をとるに従って、活性酸素に対する抵抗力が段々弱まってきます。主に活性酸素除去酵素（ＳＯＤ等）や性ホルモンの分泌が少なくなってくるためです。活性酸素はあらゆる慢性病の原因ですから、年とともに病気に罹りやすくなり、有病率も飛躍的に上昇するのです。 60 歳の人の有病率は 40 歳の人の１・５倍ではなく 10 倍前後に跳ね上がるのです。<br />
　女性は男性に比べて、 60 歳くらいまではより若々しく、有病率も低いのですが、女性ホルモンの枯渇するこの年齢になると、この神通力も薄れ、有病率も男性と肩を並べてくるようになってきます。<br />
　「ひどいやないか。何とかならへんのか」との声が聞こえてきそうですが、残念ながら、加齢につれて生体の活性酸素に対する抵抗力が低下すること自体は、実も蓋もない話ですが、なんともならないのです。つまり、活性酸素に対する抵抗力が低下するということ自体が、老化ということなのでしょう。<br />
　これに対し、ホルモン補充療法やキレーション療法が研究されておりますが、これらの積極的若返り治療法は、将来性は非常に期待されていますが、まだ一般的な治療法とはなっていないのが現状です。<br />
　活性酸素の毒性を無毒化するアンチオキシダント（抗酸化物質）は、身体の中にもともとある酵素やホルモンだけではなく、実は、自然界にいっぱい転がっているのです。歳をとって酵素やホルモンが少なくなれば、ただ嘆いているだけではなく、これらを食物の形で取り入れ、不十分になった活性酸素に対する防衛能力を補う必要があります。医食同源といって、食べ物と健康は密接な関係にあることは皆様も充分理解されていると思いますが、歳をとると、この関係はますます重要になってくるのです。<br />
　自然界にあるアンチオキシダントは植物により多く含まれています。これは、植物が生きてゆくためにはどうしても太陽光に依存していかなければならないということに大いに関係しています。太陽光には紫外線が含まれています。植物はこの紫外線によって発生する活性酸素に対抗しなければなりません。植物は長い進化の歴史の中で、活性酸素に対抗するアンチオキシダントを自分で豊富に作り自衛するようになったのだと考えられています。<br />
　自然界のアンチオキシダントは、色素の形で保存されていることが多いです。このような目で見れば、太陽光の強い南国では、色の濃い植物の葉や花が大地を華々しく彩っているのも、「なるほど。それでなのか」と頷かれる方も多いことでしょう。植物だけではありません。熱帯魚に代表されるように、陽射しの強いところでは動物でも色鮮やかな外見を備えているのです。毎日の食卓を眺めるとき、色の濃い野菜は抗酸化物質が多く含まれ、抗加齢作用が強いということを知っているのも悪いことではありませんね。<br />
《参考文献》<br />
『不老革命』吉川敏一著／朝日新聞社<br />
『活性酸素の話』永田親善著／講談社<br />
（2006年12月1日掲載記事）</p>
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		<title>アンチオキシダント③　ビタミン C 　</title>
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		<pubDate>Thu, 12 Mar 2015 08:59:54 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[　以前、ミイラの項でお話しましたが、植物の葉や、根や、実は、ミイラ作りには欠かせない材料でした。死後に造るミイラであれ、生き仏型のミイラであれ、植物に含まれている多くの抗酸化物質がミイラ造りを可能にしたのです。 　昔は、 ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>　以前、ミイラの項でお話しましたが、植物の葉や、根や、実は、ミイラ作りには欠かせない材料でした。死後に造るミイラであれ、生き仏型のミイラであれ、植物に含まれている多くの抗酸化物質がミイラ造りを可能にしたのです。<br />
　昔は、肉を買うと、それは「竹の皮」なるものに包まれておりました。年配の方ならよくご存知のことでしょう。今ではすっかりビニール製になってしまいましたが、寿司や刺身を包んでいる「ばらんの葉」は、単なる飾りではありません。竹の皮やばらんは生ものの傷み（酸化）を防ぐための植物の抗酸化作用を利用した生活の知恵だったのです。<br />
　このように、身体を酸化から防ぐ抗酸化物質（アンチオキシダント）は植物に含まれていることが多いのですが、特に重要なのはビタミン類で、その中でもビタミンＣ、Ｅとカロテン（ビタミンＡの前駆物質）が強力な抗酸化作用があることで有名です。このうちビタミンＣは水溶性で、ビタミンＥとカロテンは脂溶性なので、身体の隅々まで抗酸化のネットワークを張り巡らせており、活性酸素の害から身体を護り、老化を防いでいるのです。<br />
　アメリカのポーリング博士は、１人で２部門（化学、平和）のノーベル賞をもらった著名な学者なのですが、博士はビタミンＣの熱心な信奉者でもあり、 70 歳くらいから、ビタミンＣを毎日１０００㎎以上摂取していたと言われています。彼は、１９９４年 93 歳でその生涯を閉じました。 93 歳という年齢が、彼の意図した長命なのかどうか、仮にそうであったとしても、それがビタミンＣのおかげなのかどうか、微妙で検証不可能な問題なのですが、とにかく、著名な学者が、ビタミンＣと健康や寿命との関係に重大な関心を持っていた話として有名な話です。<br />
　米国の国立研究所の疫学調査によりますと、血清ビタミンＣ濃度と死亡率の間には密接な関係があり、 12 ～ 16 年の追跡調査の結果、ビタミンＣの血清濃度が一番低いグループの男性は一番高いグループの男性に比べると全体の死亡率が 57 ％高く、ガン死亡率も 62 ％高かったと報告されています。<br />
　ちなみに、現在の抗加齢医学では、ビタミンＣの１日１０００㎎以上の摂取はむしろ常識にさえなってきております。ビタミンＣは、柑橘類やパイナップル、イチゴ、キウイなどのフルーツや、ブロッコリー、ピーマン、ほうれん草などの野菜類に多く含まれていることは皆様もよくご存知のことでしょう。しかし、これらの自然食品からビタミンＣを毎日１０００㎎以上摂取することは、ほとんど不可能に近く、充分な抗酸化作用を期待してのビタミンＣを摂取するためにはどうしてもサプリメントが必要であると私は考えております。ちなみにビタミンＣは大量生産が可能で、人工のビタミンＣも天然のビタミンＣも構造がまったく同一であるため、安全で値段も安いのでおすすめのサプリメントです。<br />
　紫外線によって生ずる一重項酸素という活性酸素は、皮膚のたるみ、しわ、しみの原因をつくる皮膚老化の主原因ですが、ビタミンＣはこの一重項酸素を無毒化する作用も強いので、美容の観点からも大切なビタミンなのです。<br />
《参考文献》　<br />
『不老革命』吉川敏一著／朝日新聞社<br />
『活性酸素の話』永田親義著／講談社<br />
『食べ物とがん予防』坪野吉孝著／文芸春秋<br />
（2007年1月1日掲載記事）</p>
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		<title>アンチオキシダント ④ネットワーク</title>
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		<pubDate>Thu, 12 Mar 2015 09:00:24 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[　抗酸化作用があるビタミン類で有名なのは、前回取り上げたビタミンＣと今ひとつはビタミンＥです。水溶性のビタミンＣと違って、このビタミンは脂溶性であるため、脂質でできている細胞膜に入り込むことができ、脂質の酸化を防いでいま ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>　抗酸化作用があるビタミン類で有名なのは、前回取り上げたビタミンＣと今ひとつはビタミンＥです。水溶性のビタミンＣと違って、このビタミンは脂溶性であるため、脂質でできている細胞膜に入り込むことができ、脂質の酸化を防いでいます。開封して空気にさらしたスナック菓子がすぐ変質するように、脂質は酸化に非常に弱いのです。それだけではなく、酸化された脂質はそれ自体が活性酸素のような働きをするようになり、酸化の連鎖反応を起こしてしまいます。<br />
　以前お話したＳＯＤや女性ホルモン等の酵素やホルモン類の抗酸化物質は、活性酸素そのものの働きを無力化することで抗酸化能力を発揮します。一方、ビタミンＣやＥは、いわば身代わり型の抗酸化物質で、活性酸素が身体の脂質や蛋白質を酸化する前に、自分が身代わりになって酸化されてしまうのです。<br />
　体内における抗酸化物質は、戦時における陸海空軍のように、お互いにネットワークを組み活性酸素に対応しています。どれか一つだけ特別に強い、あるいは弱い軍隊はあまり優秀な軍隊と言えないのと同様、ビタミン類を摂取する場合も、ビタミンＣだけをとる、Ｅだけをとるというやり方はあまり賢いやり方とは言えません。色々な抗酸化物質をまんべんなく摂取するように心がけましょう。<br />
　色々な抗酸化物質と申しましたが、ビタミンＣ、Ｅの他にどんなものがあるかと言いますと、その多くが植物に含まれていることは以前申し上げたとおりです。思いつくままに並べ立ててみますと、βカロテン（にんじん）、リコピン（とまと）、ルテイン（ブロッコリー）、アスタキサンチン（鮭）、βクリプトキサンチン（みかん）、以上がビタミンＡ群に属し、多くは色素です。<br />
　その他では、ウコン、ブルーベリー、霊芝、クランベリー、ぶどう種子、マリアアザミ、ニンニク等の個別の植物。多くのポリフェノール類（植物がもっている有効成分の総称で５０００種以上ある。例えばお茶のカテキン、大豆イソフラボン等）。まだまだ数え上げればきりがありません。どの植物にどれだけ抗酸化物質が含まれるかを個別に覚えることは大変なのですが、コツをお教えしておきます。目安にしてください。<br />
①色が濃い<br />
②酸っぱい<br />
③種子や根<br />
④香りがきつい<br />
等です。参考になったでしょうか。<br />
　しかし、これらの抗酸化物質をバランスよく充分量を食品から摂取することは、ほとんど不可能に近く、自身の抗酸化能力が低下してくる中年期以降は、サプリメントとして摂取することをおすすめします。サプリメントに関しては皆様の関心も高いので後日改めてお話します。<br />
《参考文献》<br />
『不老革命』吉川敏一著／朝日新聞社<br />
『活性酸素の話』永田親義著／講談社<br />
『食べ物とがん予防』坪野吉孝著／文芸春秋<br />
（2007年2月1日掲載記事）</p>
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		<title>アンチオキシダント⑤（抗酸化物質）</title>
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		<pubDate>Thu, 12 Mar 2015 09:00:46 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[　アンチオキシダントについて、今までお話してきたことを、少し整理しておきましょう。 　全てのものに光と影があるように、酸素には、動物が生きるエネルギーを獲得するには最も適した存在という光の側面と、それから派生する活性酸素 ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>　アンチオキシダントについて、今までお話してきたことを、少し整理しておきましょう。<br />
　全てのものに光と影があるように、酸素には、動物が生きるエネルギーを獲得するには最も適した存在という光の側面と、それから派生する活性酸素が生物の細胞膜やＤＮＡを破壊し、あらゆる病気の根源的な原因となる影の部分があることは、これまで何度も申し上げた通りです。<br />
　生物の方も、この影の部分である活性酸素の害に対抗するため、進化の過程で、体内に抗酸化システムを構築しました。その中では、一連の活性酸素消去酵素群（スーパーオキシドラジカル・ジスムターゼ、グルタチオンペルオキシターゼ、カタラーゼ）がよく知られており、なかでもＳＯＤと呼ばれているスーパーオキシドラジカル・ジスムターゼは有名で、１９８５年にカトラーによる寿命とＳＯＤの関係が発見されて以来、活性酸素に対する研究や理解が一段と進んできたのです。<br />
　体内の抗酸化物質はこの他にも、女性ホルモンや尿酸があります。女性が男性に比べて長生きなのは、女性が摂生するからでも、苦労が少ないからでもなんでもなく、単に、女性ホルモンを多く持っているためだと、私は考えています。尿酸も抗酸化作用がありますが、今の医学では必要以上に悪者にされている傾向が強く、私は、尿酸値の高いことは一般に言われているほど悪いことではなく、むしろいいことだとさえ思っています。機会があれば尿酸のことは改めてお話しましょう。<br />
　体内の抗酸化システムの主力であるＳＯＤの活性や、女性ホルモンの分泌は、活性酸素自身の攻撃や、重金属類の汚染の結果、年齢とともに低下し、それにつれて高血圧症や糖尿病、ガンなどの成人病が加速度的に増加してくることは、もうご存知の通りでしょう。<br />
　活性酸素の害毒に対抗するためには、体内の抗酸化システムだけでは不充分で、自分で作れない抗酸化物質を食べ物の形で摂取する必要があります。これは単に、年を取ったら体内の抗酸化能力が低下するという理由だけではありません。動物は（もちろん人間も）活性酸素の中でも最も毒性の強いヒドロキシラジカル（ -OH ･）という活性酸素に対して、自身で対抗する能力を持っていないからです。あと１万年か 10 万年もすれば、進化の過程で -OH ･に対する酵素を持った人類が出現しているかもしれませんが、その時は人間の寿命は飛躍的に延びていることでしょう。<br />
　夢物語はさておき、このヒドロキシラジカル（ -OH ･）は、強力な酸化力のため、発生するとほぼ同時に周りのものを酸化して、自身は水になってしまい、その存在時間は、ほんの数ナノ秒だと言われています。このヒドロキシラジカル（ -OH ･）に対しては、ビタミン類、特にビタミンＣとＥが対抗いたします。ビタミンＣやＥは、細胞の重要な部分がこのヒドロキシラジカル（ -OH ･）に酸化される前に、身代わりになって酸化されてしまうのです。ビタミン類はこのようにしてどんどん消費されるので、補給の方もこまめに充分量を補う必要があるのです。<br />
　植物には、前号で述べたように、この他にも多くの抗酸化物質が含まれています。重複しますのであまり言いませんが、色の濃い、匂いのきつい野菜や植物の根や種は、多くの抗酸化物質が含まれている宝庫なのです。<br />
《参考文献》<br />
『不老革命』吉川敏一著／朝日新聞社<br />
『活性酸素の話』永田親義著／講談社<br />
『食べ物とがん予防』坪野吉孝著／文芸春秋<br />
『活性酸素の話』角野宏達著／ＭＫ新聞<br />
（2004年4月1日掲載記事）</p>
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		<title>アンチオキシダント⑥尿酸</title>
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		<pubDate>Thu, 12 Mar 2015 09:01:10 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[15.アンチオキシダント]]></category>
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		<description><![CDATA[　世の中には、「本当のような嘘の話」が多くあり、医学の世界も例外ではありません。例えば、「食物繊維を多く摂ると大腸ガンになりにくい」といかにも本当らしく囁かれてきましたが、最近の疫学調査では、「この事実はない」と否定され ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>　世の中には、「本当のような嘘の話」が多くあり、医学の世界も例外ではありません。例えば、「食物繊維を多く摂ると大腸ガンになりにくい」といかにも本当らしく囁かれてきましたが、最近の疫学調査では、「この事実はない」と否定されています。「卵はコレステロールが多いので、一日一個にすべきである」とは、今でも言われています。抗加齢学会の会員がこれに疑問を感じ、自分の身体で実験したところ、卵は好きなだけ食べてもコレステロール値に変動はなかったと報告しています。物には「ほど」があり、山のように食べて良いわけではないでしょうが、好きであれば、まあ適当に食べれば良いのではないでしょうか。<br />
　尿酸に関してもこれに類する話が多いのです。尿酸は抗酸化作用があり、活性酸素を除去する作用があるのですが、その他に身体の中でどんな働きをするのかはよく分かっていません。動物の血中尿酸値を測ってみますと、別表のように、下等動物から高等動物になるにつれて、血中尿酸値は高くなり、寿命も延びてきているのが分かります。言うまでもなく、生物は進化の過程で、不要なものは次第に減らし、有用なものは育てていくものなのです。進化の過程で獲得した高尿酸値（他の動物に比べて）が、不要であったり有害であったりするはずはない、と私は考えております。<br />
　しかし、尿酸は必要以上に悪者扱いされている感があります。その理由は二つあると考えています。<br />
　一つは、名前が悪いのです。尿酸といえばどうしても尿を連想し、そこから身体に悪い老廃物というイメージがわいてきて、少なければ少ないほど良いという誤解が生じやすいのです。今一つの理由は、尿酸の研究は、尿酸の過剰弊害を調べることから始まり、それは、今も続いているからです。尿酸値が高くなると痛風や時に腎臓障害が起こることや、そのメカニズムは割合よく分かっています。尿酸の生成の過程もよく分かっており、尿酸排泄促進剤や尿酸生成阻害剤などが血中尿酸値を下げる薬として使用されています。皆様方の中にも服用されておられる方も多いでしょう。<br />
　しかし、尿酸が強力な抗酸化作用を有する以外、身体の中でどのような有益な作用をしているかは、ほとんど未解明のままなのです。<br />
　尿酸に関して分かっていることは、抗酸化力があること、高すぎると弊害があることくらいであり、そのほかにもおぼろげながら、平均的に男性の方が女性より尿酸値が高いこと、攻撃的で、積極性があり、自己主張も強いような人、ザックバランに言えば、エネルギーに満ちあふれているような人ほど尿酸値の高い傾向があります。このような人は社会的、経済的に成功する率が高く、もともと尿酸値の高い人がそうなったのか、そうなったから尿酸値が高くなったのか、実のところまだよく分かっていないのです。<br />
　男性の方が女性に比べ平均して尿酸値が高いのは、男性の方が高等動物である、なんてことは口が裂けても申せません。多分、抗酸化作用のある女性ホルモンを持っていない男性を哀れんで、神様が多少多い目に配分してくれたのでしょう。私の外来の実感によれば、女性の尿酸値は近頃徐々に増えてきているように思えてなりません。何て怖ろしいことでしょう。<br />
《参考文献》<br />
『不老革命』吉川敏一／朝日新聞社<br />
『活性酸素の話』永田親義／講談社<br />
『スポーツは体に悪い』加藤邦彦／光文社<br />
『活性酸素の話』角野宏達／ＭＫ新聞<br />
（2007年4月1日掲載記事）</p>
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